とかくJAZZ VOCALには型にはまったおすましの顔が多い中で、

谷本嬢の唄声はまさに自然そのもの。唄伴としてこれ以上望む

べくもない藤井貞泰のピアノにも臆することなく堂々とわたり

あっている様は、久々、大物の“JAZZ Singer”誕生の感あり！

-----Profile-----

藤井貞泰
現在、関西中心のライブ活動、又、藤ジャズスクール（京都）の校長として後進の指導に力を
入れている関西ジャズ界の重鎮。東京時代のリハーサルオーケストラ“フライングソーサー”
結成、“原信夫とシャープス＆フラッツ”入団等、輝かしい経歴は周知の事実。また、ソリスト
としてはもちろん唄伴としても日本一。全国のジャズピアニスト
の憧れの的である。このCDでは生々しいベースも聴きものである。

谷本久美子
立命館大学在学中からソウルミュージックに興味を抱きバンド活動を始める。
同時に藤井貞泰氏に師事し、ジャズのレッスンも始める。
　大学卒業後、関西のライブハウスにて演奏活動を開始。1999年12月にはホテル日航プリンセス
京都に於いてクリスマス・ディナー・ショー『なつかしのスクリーン・ミュージック・フェア』
に出演、また2000年夏には生地今治にて開催されたJazz Festival『今治JAZZ TOWN』に出演、好
評を博す。ポピュラーから本格的なジャズまでとそのレパートリーは広く、関西のライブハウス
を中心にその世界を広げている。

浦上正風
学生時代、東京六本木“ミスティ”にて藤井貞泰氏のピアノに出逢い以来、ドラムスの...否、
人生の師と仰いでいる。
1982年、備前の我が医院の一隅にPSALM STUDIOを設立し、CD制作に情熱を傾けている。